『我執(がしゅう)』

それは、ある人から、僕(takumaroへの)への指摘であった。指摘というよりは、教育的な指導だったのだろうか…

 

「それは、takumaroさんの『我執(がしゅう)』じゃないのかね?』

「がしゅう?(このとき、僕は、その『言葉(漢字も)』を知らなかった。なので…)」

 

その指摘を受けた、その日、家に帰ってきたときに、

直ぐに、飯よりも、風呂よりも、何よりも先に、愛用!?の新明解国語辞典(第6版)を取り出して、

その言葉を調べた。そして、確認の意味も込めて、赤のボールペンで、僕は、愛用の辞書に線を引いた。

 

我執(がしゅう):

意味:もと仏教で、常住不滅の実体が有るものと思い込む意。(これをさらに意訳して)

自己中心的な見方から離れることが出来ない事。

 

意味は、上にある通りである。しかし…

意味が解って、改めて独り呟く。

 

『我執…?』

 

僕への指摘、教育的指導をした人への反発も在ったのかもしれない。いつからか…

 

『主観的か…』 vs 『客観的か…』

 

その事柄、目の前で起きている事、に対する僕の中での『精査』はするように心掛けてはいるが…

所詮は、『僕の中での』話だ。それ故に

 

「我執…?」

 

と独り呟いてしまった。さらに…続けて独りで嗤ってしまった。

 

ある意味では、言い得ていると思えたし、さらに…

 

『我執…がさらににじみ出て…我臭』

 

そうなのだ。『我執』や『我臭』…『がしゅう』塗れでなければ、こういう物を描いたりはしない。

 

今回は、『がしゅう』の話なので、以下の言葉の説明は控えるが(かつてツイッターで簡単に記載はしたが)…

 

『稽古』、『修行』、『勉強』、

 

理想は、以上の三様の『べんきょう(けいこ、しゅぎょう、べんきょう)』が出来れば良いのだが、

 

何のことはない。

僕の『我執+我臭』がそうさせるのだろう。『勉強』は大嫌いであると。

意味が伝わらない人のためにもう少し言うと、必要に迫られて『稽古』はしてきた。自分自身のために『修行』もしてきた。

しかし…未だに…『勉強』は大嫌いであるようだ。

 

『一『所』懸命』

にやって来たが、僕の『我執+我臭』がそうさせた。約、10年間か…その場『所』でやってきたが、

遂に其処を離れることになった。

『守破離』…いや…それぞれの漢字に重い意味が在るから、『守』『破』『離』と描くのが正しいのか…

 

『守』…教えを『守』れていたのか…これは、これで、大変な事だ…

『破』…教えを超えていたのか…都度…思う処があるときから増えだした。

『離』…都度、感じる処…そして、都度、思う処が、そうさせた。

 

まあ…誰も解りはしない。ただ…このような形で、僕が、

 

『守』『破』『離』

 

という言葉の意味を体感するとは思いもしなかったが…

 

個人的に感じる処の在る数学の問題(ぼくの回答付き)

 

見出しに

『個人的に感じる処の在る数学の問題(ぼくの回答付き)』

と描いたが、これこそ、『我臭』になるのだろう。わざわざ、『この場所(ホームページ上)』で紹介をしているのだから。

 

具体的な数学の話は、上のノートを参照してください。

 

個人的には(僕の『我臭』がさせたのには)、この数学の問題が、

大学入試レベルの問題であると感じたこと。

数式の見え方(観方が求められる)。技術を繰り返し用いること。関係式の形。

になる。

 

だが…これらの数学の問題、そして、その問題に対する、僕の感じ方も…やはり、『我執(我臭)』なのだろう。

 

まあ…人によっては…

 

「…こんな問題…簡単じゃん…」

 

と思う人もいるだろうし…これが、教科:数学、の教員の採用試験だったりすると、解答を1分で作成しなければならない。

 

 「…馬鹿げた話だ…」

 

いや…大半の人は(マジョリティーは)…

 

「『数学』の話…!!!勘弁してよ…!!!」

 

この数学の問題を返しても、それぞれの立場、その立ち位置、その立ち居振る舞いによって、さまざまな

 

『我執(我臭)』

 

が在るのだろう。

新しい場『所』で…

 

如実に感じていた『鍛』『錬』不足もあった。それが、僕を新しい場所へと誘うことになった。そして、何よりも…

 

『現実として抜け落ちてしまった自身の『技』を取り戻すために』

 

…である。本当に、残酷な世界だ。その『技』を獲得するのに、それまでに、いったいどれだけの時間を費やしたのか…

いったいどれだけの代償を払ってきたのか…そして、そうやってとにかく苦労して獲得した『技』も、本当にサボれば…

あっけなく抜け落ちて行く…

 

しかし…よく考えれば変な話だ。過去に獲得した『物(技)』を取り戻すために、新しい場所へと行く。

 

 

高校生を相手に、真っ向から稽古をするのは、それだけ身体的な負荷が確かにある。本当に体が軋むのを時折感じる。

軋む程度なら良い方か…実際には、様々な感覚が抜け落ちていることもあって、結構な形で、高校生にボコボコにされる。

しかし…そういう稽古の甲斐が在って、

およそ、1っか月の間に、それなりに、その『技』への感覚は戻って来た。その場所には、稽古に参加したい人が、自由に稽古に参加出来る雰囲気がある。小学生、中学生、高校生、そして、大人、…年齢も、性別も、体重も関係ない。

 

「(…本当の無差別か…)」

 

零れそうになる独り言を抑えながら、その場『所』で稽古を積みなおす。

 

そんなある日の、その場『所』での稽古にである。

 

「お願いいたします。」

「えっつ!?ああ…はい…はい…お願いいたします。」

その日の稽古に出稽古で参加をしてきた、とある中学生からお願いをされる。そもそもこちらから、どこかのタイミングで、

その中学生にお願いしようかと僕は思っていた。新しい場所での僕の乱取り稽古は、その1本をしたら、次の1本は休みで、

の繰り返しで、稽古に参加している。まあ…情けない話だが、相当…体力(スタミナ)も落ちていた。その1本の休みで、

「(…次の1本は…誰とやるか…)」

乱取り稽古を繰り返している参加者たちの中から、僕の次の乱取り稽古の相手を僕は探し求める。

 

「ありがとうございました。」

お互いに礼をする。明らかに、今の自分よりも強い高校生との乱取り稽古を無事に!?終えた。まあ…

『無事に!?』

怪我をすることもなく、その乱取り稽古1本をとにかくやり切った。実際には、その高校生にボコボコにされた。

そういう意味だ。いつもの独特な表現だ。そして…今しがた乱取り稽古1本を終えたのだから、次の1本は僕のルーチンでは

『休み』

なのだが…其処へ

「お願いいたします。」

と僕の処へ、その中学生が来てしまったのだ。

「えっつ!?ああ…はい…はい…お願いいたします。」

 

僕のルーチンと、僕の精神との鬩ぎ合い。体力(スタミナ)も戻さなければならない。魂(心)を定め、

その中学生との乱取り稽古に臨む。 

 

何本か前の、『僕の休みの乱取り』の時に、その中学生が高校生とガチンコで乱取りをしているのを見届けてはいた。

 

『ガシ!!!』

右組のその中学生は、僕との乱取りが始まるやいなや、組際、いきなり奥を叩くようにして奥襟を取りに来た。そして、

思いっきり、僕を引き付けるようにしてきた。払い腰、内股、などの技の、投げ放題の位置取りの間合いだ。

「…」

こちらは、余計な力が入らないようにして、いや、極力、力は使わないようにして、自身の体幹、体軸、の維持を意識しつつ、

次の瞬間の体捌きに細心の注意を払いつつ応対する。

「!!!」

 

力に対して、力で応対されるのが通常なのだろうか…互いに組んだ状態だから伝わってくる体の使い方に、僕の身体の使い方に

その中学生は技へ入ることを躊躇しているようだった。無論、こちらは、体幹、体軸、そして、その瞬間の体捌きで、

カウンターを狙っている。

 

その中学生は、奥襟から前襟へ釣り手を持ち換えた。近間の、払い腰、内股、などの技の、投げ放題の位置取りの間合い

から、間合いを様々に変化させつつ、動きの中で、僕の事を投げようとする方針へ転換したようだった。

「…」

相手の動きに合わせるように見せて、時折、微妙な間をつくり、テンポがずれるようにして応対する。そして、僕は

その中学生との間合いを観続ける。

 

「!!!」

 

2,3秒か、…僕の『技』へ行ける間合い、位置取りが確かに在るのを見届けた。

 

「(…もう1回…今の間合い、位置取り、が来るか…)」

 

その一瞬は、通り過ぎた。その中学生は、間合いを様々に変化させつつ、そして、再び

『ガシ!!!』

いきなり奥を叩くようにして奥襟を取りに来た。思いっきり、僕を引き付けるようにしてきた。

払い腰、内股、などの技の、投げ放題の位置取りの間合い…今度は、迷わずにその中学生は内股を仕掛けてきた。

『!!!』

脱力…腰を落とす…体幹と体軸を使って内股を潰すようなイメージで受ける。無論、僕の引手は、引き返すようにしてである。

その中学生は慌てて、振り返るような格好にして態勢を直す。さらに体幹と体軸を使って相手を潰すような僕の操作も聞いて、

その中学生は両膝を付いてカメの態勢(寝技の防御の姿勢)で受ける格好になった。僕は両手を離した。

乱取りの(立ち技の)仕切り直しだ。

 

今度は、こちらも動きながらの組手争いをした。そして、互いに組み合った。それぞれが動く。それぞれが組み合い、

それぞれが動く。その瞬間が来た。

 

「!!!」

 

間合い、呼吸を体感しつつ、その場所へ体を落とす。自分の脚を其処へ差し込む。

(…正直、よろしくない形(体捌き)だ…この後の話の展開で読者にも伝わるが…)

 

「!!!」

 

その中学生は空中で縦に1回転をして、背中から畳に叩きつけられた。

 

背中から畳に叩きつけられただけでなく、畳に叩きつけられた、その直後に、

その中学生は直ぐに反転してカメの態勢に直り、そしてお腹をさすっていた。

 

全て一瞬での出来事。その『技』へ入った、次の瞬間に僕にも解ったが…『技』の動きを止めようが出来なかった。

 

「ごめん…大丈夫か…」

 

その中学生は答えてくれた。

 

「…大丈夫です…」

 

その直後に、この乱取り終了のタイマーのブザー音が、道場に響いた。

 

稽古後に、僕は改めてその中学生に謝った。

 

然るべき場所にて、その『技』を披露する…

 

「指導!(教育的指導)」

 

少しの間の後に、再び

 

「指導!(教育的指導)」

 

審判員の声が、その試合場に響く。この声に対して、軽く一礼を僕はする。そして、再び審判員の声が響く

 

「始め!」

 

互いに組み合った。それぞれが動く。それぞれが組み合い、

それぞれが動く。そして、その瞬間が来た。この試合、2度目の、その瞬間がやって来た。

先の互いに組み合った態勢の中で、タイミングは掴めていた。

 

「!!!」

 

相手との間合い、呼吸を体感しつつ、その場所へ体を落とす。自分の脚を其処へ当てる。

相手の身体が自分の上で宙に浮いているように観える。

足の細部までの操作、引手、釣り手の操作、半後転のような身体操作。

その相手は空中で縦に1回転をして、背中から畳に叩きつけられる。

相手の背中が畳に叩きつけられる、その瞬間に合わせて、気合いの声を入れる。

 

「ヤア!!!」

 

更に、引手、釣り手で、相手の身体を自分の方に引き摺るように寄せて残心(残身)まで取る。

全ては、一瞬の出来事だ。そして、目付を相手に向けつつ、僕は審判員のその声を待つ。

 

「『一本!』それまで!」

 

その声を確かに、耳の奥で聴き取る。涙を堪えて、試合場の白の開始戦へと僕は戻る。

 

『現実として抜け落ちてしまっていた自身の『技』が取り戻せた瞬間』

 

いったい、何年掛ったのだろう。その『技』の獲得のために。どれだけ、その『技』に拘ってしまったのだろう。

 

 

身を捨てて 技を仕掛ける 往く先の 道は険しく 魂もまだ獲ず

 

 

その『技』の名は

 

『巴投(ともえなげ)』

 

 

 

『我執』あるいは『我臭』…そして、『残酷な現実』の中で、再び…

 

『現実として抜け落ちてしまっていた自身の『技』が取り戻せた瞬間』

 

と…描いたが、事実は、その3分の1位…なのだろう。僕個人の事を、本当に都合良く、僕が見積もったとしても。

 

「どういうことか?」

上に描いて魅せた『技』は、確かに、完璧だった。それは、審判員の客観的な判断も伴っている。また、縁、在って、

講道館への『固の形』の出稽古にて、再三にわたり指導をしてくださった、講道館のその先生もその『技』を認めてくれた。

その試合場での全ての試合が終わり、会場の後片付けの最中に、僕は、講道館のその先生とすれ違った。

 

講道館のその先生は、ニコニコしつつ左脚を上げて見せて、

その技へ入るジェスチャーを僕に見せてから、しみじみと言った。

 

「…お前さんは…『あんなこと』が出来るんだな~」

多分、褒められていたのだと思う。ちなみに、かつての『固の形』の指導では、僕は1度も褒められたことは無い。

そういう事実、そういう現実もあるから、僕は、その先生に、こう返した。

「いや~『あれ』だけしか出来ないですからね…」

 

この僕の発言を受けて、その先生は、僕の予想どうりの回答を直ぐに返した。

 

「それじゃ~もっともっと『稽古』しないとな!!!」

 

僕も、直ぐに返した。

 

「そうなんです!!!」

 

そう言ってから、改めて姿勢を正した。僕はその先生に一礼をした。

 

確かに、今回、『現実として抜け落ちてしまっていた自身の『技』の『一部』が取り戻せた』のだろう。

だが、かつては、その技へ入るための感覚的な視野がもっと広かった。その事とも関係するのだろう。

今回のその技は、右組からの『技』だったのだが、かつては、左組からでも『技』に行けた。しかも、文字通りの

左右対称に近い形で『技』が再現できた。当時の僕の『我執』が、僕にそうさせた。しかし…

 

「今の僕は、現状…左組から、左右対称に近い形での、その『技』の再現は出来ない…

 

理由も解っている。コロナ禍になる前の、数年前の、同じ場所での、その『試合』で、右膝を大怪我したからだ。

その『試合』は土曜日だった。二日後の月曜日に、僕は掛かりつけの病院の整形外科を受診する。

レントゲン撮影をし、MRIを撮り、更に僕の右膝を直診し、出来てしまった膝の関節血種に対して適切な処置を受ける。

僕の右膝を直診し、適切な処置をした、その医者は、そのとき僕へ、こう言った。

 

「(前略)…もう…柔道は止めた方が…いい…」

「…(この、やぶ医者め!!!)」

 

上記の表現の通りである。音声としての、物理的に相手の耳に届く声には出さなかったが、目付きや態度には、

その僕の感情が滲み出てしまっていたのだと思う。医者が言う。

 

「…もう…柔道は止めた方が…いい…」

 

通常ではない、僕の右膝…。流石に、僕もそれは体感はしている。これが、現実だった。

 

そして、もう一つの現実…

 

『現実として抜け落ちてしまっていた自身の『技』が取り戻せた瞬間』

 

 

と…描いたが、事実は、かつて、僕が持ち合わせていた『技』、その3分の1位…でも、とにかく、

『技』の再現性、体現性、も込めて、今、取り戻すことは出来たのだろう。

 

しかし…そのために、僕が払わなければならなかった代償…

 

確かな実力が在って、さらに、それを裏付けるだけの確かな『技』を持っている事。柔道の先生であることの最低条件だ。

 

ほぼ、1年前か…自分が柔道の先生をしていた、そのクラブの稽古の中で、

僕は、明らかな形で、自分の現実を突きつけられた。

 

『鍛』『錬』不足、体力(スタミナ)不足、そして、なによりも…

抜け落ちてしまった、自身の『技術(技)』

『現実として抜け落ちてしまった自身の『技』を取り戻すために』

 

…である。少なくとも、もはや柔道の先生としての資格はなかった。

 

「…10年間か…」

 

僕は、この夏、その柔道クラブを離れた。これが、僕が払った代償。

僕が柔道クラブを離れることにした理由の1つになる。

 

 

今後、どのような形で、僕が柔道に『貢献!?』することになるのか…それは不明である。

今回、僕は『道』を選択した。それだけの話だ。

『縁』が切れるわけではない。柔道を辞めるわけではないのだから。

 多分…これは、僕の宗教観なのだろう。理由は何であれ、柔道クラブの人達の大半は、これで、僕との『縁』が切れたと

感じているのだろう。

しかし、そう簡単に『縁』というものが切れるわけではない。形としての出会い、別れ、が繰り返されるだけだ。

そもそも、出会いたくない者と出会い、別れたくない人と別れる。『世の中の在り様』とは、そういうものだ。

 

 

 以下、先人が遺した『言葉』で(空海が遺した『言葉』で)、此処をしめよう。

 

『物の荒廃は、必ず人による。人の昇沈は定めて道にあり。大海は衆流によってもって深きことを致し、

蘇迷は積塵を待ってもって高きことを成す。』

 

参照参考文献:『空海』~日本人のこころの言葉~ 著、村上保壽、創元社、2009,p78

 

僕の、目の前の『景色』を…改めて思う。

 

人は、誰でも多かれ少なかれ

 

『我執(あるいは我臭)』

 

を持ち合わせているのだと僕は思う。仮に、『柔道』と限定したとしても、其処には様々な他人がいて、様々な立場があり、

そして、様々なその人の考え方がある。

 

自分の考え方や感じ方が在って、同じように、他人にも、その他人の考え方、感じ方が在る。

互いに、学び取ることがあれば、良いのだろうが、実際には、

 

自分の考え方、感じ方が在って、それを基本に、他人の立ち居振る舞いを観た時に…である。

その他人の立ち居振る舞いは、その他人の考え方、感じ方に基づくものなのだろう。

 

僕が、その立ち居振る舞いに、『闇』を、『影』を観てしまうのは何故なのだろう。

比較をするからか…少なくとも自分の場合ならば、その立ち居振る舞いはしないのだから。

考え方、感じ方の違いは、ときに埋めようがないようだ。

 

「『光』と『影』が在って、そのコントラストによって、『(人々が織りなす)景色』が造られるんじゃないか…」

 

ふと…そういうことなのかと諦めの中で思う。

 

生き往くは 光と影を 身に宿す 魂の在りかを 道に求めて

 

 

takumaroは今日も往く!

 

2023.08.22~2023.08.29、記

 

例(『光』と『影』のコントラストの『景色』)

参照:一代八句往生記

 

本文中に、出てきた、2つの句は、一代八句往生記(全8句)の第1句と第8句になる。

一代八句往生記とは、昔、僕が描いた『作品』の一つになる。

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