どこまでも歪んだ空間を日々眺めつつ…今日も往く!
1っか月ぶりに、此処で『何か』を描く。
あまりにも、『空間』を歪めるような事が、日々色々な処で
日常茶飯事の如く起きている。
…
「誰も、『何も』感じなくなったのかな…」
…
僕は、色々と『何か』を感じる事が多い。
でも、それら全てが、こうして形あるものとして
現れない事の方が多い。
…
「筆足らず…言葉足らず…ただのサボり…それとも…歪んでいる?」
…
これだけ、歪んでいる空間(世界、国、社会、組織、…そして、個人)の中で、
何も感じない人とは、どんな人なのだろう?
…
大学院時代にある後輩に質問をした。
「何で、こんなにも『問題』だらけなんだろうね…巧く生きて往くコツ…知っている?」
その後輩は、直ぐに応えた。大学院に於ける僕の立ち居振る舞いを観ている事もあったからか
「takumaroさん…『不感症(不干渉)』になることです!」
当時は、この彼の応えを聴いて
「ムッ!」
としたが、今は
「なる程な…」
と理解は出来るようになってしまった。
…
僕も、『大人』へ近付いてしまっているのだろうか…
…
気分転換に…
本を読む。ドライブに行く。新聞を読む。
…
『何か』を纏めるため?そして『何か』を描くため?
…
単語を言葉を文字を拾い上げていく。例えば…
…
「歪み(ゆがみ)、あるいは、歪(ひずみ)」
『歪』
(文字としてのこの表現を考えた人は、本当に感覚(センス)が良いと思う。)
どのような、処に実際に
『歪』
を観る事が出来るか
…
民主主義:人民が主権を持ち人民の意思をもとにして政治を行う主義。
民主的:どんな事でも関係する一人ひとりの意見を平等に尊重しながら、みんなで相談をして決め
誰でも納得のいくようにする様子。
現実に横行しているのは真逆の…
独裁主義、独裁的
念のために、①解っていない人が多いから簡単に説明すると、現行の選挙制度は、『人民の意思』は反映されていない。
有権者の数に対する、自民党、公明党の『票数』、『投票率』、『死票の多さ』…
念のために、②僕からあなたへの質問だが、上にもあるが…
『どんな事でも関係する一人ひとりの意見を平等に尊重しながら、みんなで相談をして決め
誰でも納得のいくようにする様子』を今の国会にあなたは感じるの?
まあ、歴史を振り返れば、権力は暴走するというのが常識的な事なのだろう。
だからこそ
…
立憲主義:(権力の暴走を抑えるために)施行されている(定められている)憲法に従って政治を
しなければならないという原則。
が誕生した。しかし、
現実には、沢山の憲法違反の人達が誕生した。
「全ての公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」
現行の憲法を趣味で読んでいて(上記は第15条)、笑ってしまった。そして改めて思う。
『良く書けていると…』
この憲法第15条の真逆の現象を
『忖度』
と呼ぶのだろう。
「これが、流行語大賞になるという事は、微かに『希望』が在るという事か…」
現実は、『民主主義』、改め、『立憲主義』、改め、『全体主義』、そして、『独裁主義』へ…
そういう流れなのかと思う。そして、此処に『個人主義』も加わり…主義と主義がぶつかり合うから
そりゃ
…
『歪』
『歪』の中で、どう生きて往くか…
先に、観る事の出来る『歪』の例の1つを挙げたが、本当に至る所に、『歪』が溢れている。
以下は、『歪』を感じている人のための僕からのアドバイスになる。尚、あなたが、
『歪』を感じていなければ、読む必要はない。
けれども、今度の選挙では、自民党と公明党の人達に票を入れるのだけは止めてほしいとは思っている。
『歪』を感じていないあなたであったとしても。
勿論、あなたが、自民党、公明党の人達に票を入れる権利、自由、もある。
僕には理解できないのだけれど。
今の方が、よっぽど
『悪夢の自民公明連立政権』
だと僕は感じているのだけれども
『まあ、立場が変れば、また、人それぞれに、景色の観え方は変わる』という事か…
話に戻ろう。
さて、このような、『(歪な)空間(世界)』の中で、どう生きて往くか…
例えば
気分転換に本を読む。
『村上さんのところ』答えるひと:村上春樹 絵:フジモトマサル、新潮文庫
上記の本を僕は先日購入した。現在、のんびりと読んでいる最中である。
(全体の10分の1以上5分の1以下位まで読んだのかな…)
内容は、作家…この言い方は、ご本人は嫌がっているのか…
内容は、『村上春樹』さんが、ご自身のファンの方から寄せられた
沢山の質問に真摯に誠実に答えている。
質問とその質問に対する村上春樹さんの答え
によって織り成された本になる。
本の中にも単語として紹介されているが、
『村上主義(者)』
という物の、骨格がこの本を読むだけで、彼らの問答を観るだけで
手っ取り早く感じる事が出来るのでは…とまあ…
これは、僕が感じた事である。
『村上主義(者)』
をまともに説明するのは面倒な事だし、本当に理解しようとしたら…
あなたは
『ハルキスト』さらには本物の『村上主義者』
に成る事を求められるのかもしれない。
『村上主義(者)』
アベノミクスのような経済的な効果は期待できないが、
あなたの心を潤す何かは物凄く期待していいと僕は思っている。ああ…
ちなみに、僕は、『ハルキスト』でも、勿論、『村上主義者』でもない。
だから、身体のどこにも羊の刺青は入ってはいない。
ただ、まだ、上記に挙げた本を全部は読んではいないが、此処では簡単に
『村上主義(本の中に見られる問答)』
という事にするが、それらは、
例えば、僕のように
『『歪』の中で、どう生きて往くか…』
と感じている人の示唆に富んだ『教え(作品)』になるのだと思う。
様々な『○○主義』の中で、例えば、『資本主義』よりも、『社会主義』よりも
『村上主義(者)』
期待は十二分に出来る。
また上記で先に本の構成、内容を黒字にしたが、これを自分自身で…つまり
『『自分』の質問(あるいは疑問)とその質問に対する『自分』の答え』
これを自問自答というのかもしれないが
このような事を繰り返すことが、生きて往くという事だと
僕は思う。ただ、中々、『自分』の…というのは、見つからないのだけれども
紹介している本の内容、問答の1つを紹介する。(P17--P18)
#10(2015.1.20)、
Q『(前略)春樹さんは天国を信じていらっしゃいますか?
あるとしたらどういう所だと思われますか?
ないとお考えでしたら、亡くなった後は
魂のようなものはどうなるとお思いでしょうか?』
(シロイハヤギ、女性、34歳、主婦)
A(村上春樹)『こういうことを言うとがっかりされるかもしれませんが、
僕は、「死んだら、あとはただゆっくり眠りたい」と考えています。
天国も地獄もキャバクラもいりません。
誰にも邪魔されず、ただ静かに眠っていたい。
ときどき牡蠣(かき)フライをちょっと食べてみたいかな、
という気はしますが。』
注1:本には(前略)の部分に、質問者が辿って来た人生と、その人生に依る
質問者の世界観が綴られている。
注2:A(村上春樹)は、全文を載せました。色を付けたのは、僕のツボです。
(大笑いをしてしまいました。笑ってはいけないよな…と感じつつも)
世界をどのように観るか…それは、その人、個人に委ねられるのだろう。
世界を観る方向性は、様々にある。
『現実(この世)』、『虚構(あの世、夢)』、『過去、現在、未来』、『パラレルに』
…
ちなみに、僕の世界観は…『現実』、『政治家』、『他人の立ち居振る舞い』…等々(他にも隠れているが)…
という方向性で見ると
…
『時季来れば 口が立つ立つ 五枚舌 事が済んだら 見せる本性』
(僕が、『現実』に観続けている『政治家』の姿、妖怪そのもの。)
『時季来れば 口が立つ立つ 五枚舌 流石に閻魔 その舌抜けず』
(様々な世界において、『無責任』が、この時代の流行り)
『疑心獲て 暗鬼を宿し 観る世界 黒に染まれず 住処獲られず』
…
そもそも様々な『○○主義』がぶつかり合うのだから、
『歪』
は在って当然か…ただ、比較的、僕の場合
『村上主義』
とは、相性が良いようです。僕の中では珍しい事なのですが。
また、この新たな…が、意外とあたたの心を潤すのかもしれない。
繰り返しますが、ほかの『○○主義』よりも期待は出来る。…と僕は思う。
繰り返しますが、僕は『ハルキスト』でも、勿論、『村上主義者』でもありません。
悪しからずご了承下さい。
takumaroは今日も往く!
(様々な『歪』の中で)