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SNSについて…考える…(その7)

枕:『現実と虚構の狭間で…』

現実と虚実の狭間で…

と言いたいが、現実に起きている事は、その判読が本当に難しい…

『虚構』

の言葉の意味する処は、

事実をそのままではなく、作為を加えて、より一層強く真実味を印象付けようとする事。

という意味になる。

故に

『現実と虚構の狭間で…』

と、僕は『描く』

現実と虚構の狭間で…

どれだけの、悲劇と喜劇が生まれて来たのか

現実と虚構の狭間で…

数々の人々が織り成す出来事が、積み上げられ、そして、

歴史が造られて来た。

「(語られている、大抵の歴史は、『勝者(権力者、権威者、その時代の金持ち…)』の都合に依るのだが)」

ある者は正義を騙り、英雄となり、そして、

ある者は、汚名を着せられ、悪者にされ、そして、

この世から抹殺された。

『変わらぬ景色』の一つだろう。

『千年の 月日と言えど 癒されぬ 唯々笑う この世の様を』 

上記は、僕が前に披露した『一代八句往生記』の第七句になる。

 この第七句は、ある『友人』を想って描いたものになる。

少し、許されるのなら…

現実と虚構の狭間で…

不思議な人間関係に出くわす事もある…

 

そもそも、

現実と虚構の狭間から

僕らは、生まれたのだから…

「えっつ?解らない?」

仕方がない。では、宗教の力をかりて

浄土真宗、礼賛文(あるいは三帰依文)は、次の一節から始まる。

『人身受け難し 今己に受く。(にんじんうけがたし いますでにうく)』

 さて、何を信じればいいのか?

少なくとも、この今あなたが見て、観ているこれは、僕が、パソコンを起動して、『Jimdo』を用いて

確かに僕が描いている。

あなたが、観ている、さらに、その向こう側に確かに僕が存在(いる)。

見た事も、会った事もない、人間どうしの関係が、いとも簡単に構築される。

見た事もない、会った事もない、人間同士の関係から、何をキッカケにして、

現実の人間関係が生まれるのだろうか

それは…

叫びか、悲鳴か、あるいは、たんに振り向いて欲しいだけなのか…そんなに寂しいのか…

こんな世に何を彼らは期待をしたのだろう…

 

『神奈川県座間市のアパートで男女9人の切断遺体が発見…』

僕は、公平性を期するために描き遺す。

『誰もが、『被害者』になったかもしれない…そして、誰もが『加害者』になったのかもしれない…』

 

たくさんの僕への『罵詈雑言』が聞こえてきそうだが…しかし…それも込めて

『変わらぬ景色』

の一つが此処にある。

 

夢も希望も無いのか?

そんな事は無い。ただ、時に、正しく現実と向き合わなければならない事もある。

さて、今回は、僕は、タイトルの始めを『枕』とした。

 

人々を救うために

現実と虚構の狭間からたくさんの『物語』が生まれた。

現実の社会と向き合い、その矛盾、歪み、ズレ、それらから齎される

痛み、怒り、悲しみ

『物語』を描く者は、何を遺したいのか…何を求めているのか

『物語』を読む者は、何を求めているのか…何を期待しているのか

確かに、此処に、描く者と、読む者の不思議な関係が生まれる。

そして、また、ここまでを観る限り

其処で、何らかの『効果』が生まれるようだ…

(正直に言えば、今の僕が解るのは、半分の『効果』だ。残りの半分の『効果』は未来にならないと解らない。)

 

僕は、これを歴史という篩をも潜り抜けて

現実に存在し続けて来た、真実(ある『システム』)と理解しているのだけれど…

あなたは、どう思う?

 

『変わらぬ景色』

の一つが此処にある。

 

さて、今回の『SNSについて…考える…』のシリーズも此処で7回目に至った。

今回は、『現実と虚構の狭間で…』というサブタイトルで話を展開した。

実は、『現実と虚構の狭間で…』というのは、今の僕の立場そのものでもある。

 

『SNSについて…考える…』のシリーズは、あと2回で一区切りにしたいと思う。

この2回で、実際に僕が

現実と虚構の狭間で、『物語』を実際に紡いで魅せよう。

勿論、ちゃんと、

『SNSについて…考える…』

のタイトルに則した内容の『物語』を。

 

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