『情報』を取り扱うための論理的な思考…
さて、ただでさえ、たくさんのメディア、
新聞、テレビ、ラジオ、雑誌、広告、…、そして、今、僕が使っている『SNS』…
を通して、玉石混淆のたくさんの『情報』が飛び交っている。
…
当然、その『情報』を取り扱う(例えば『受信』する)にしても、当然、その技術は必要になる。
でなければ、既得権益者達に良いように操られる事になる。
…
「本当に、酷い世の中だよな…と改めて思う。」
…
先ずは、最低限、以下の3つはやっておきたい。
1、その『情報』に対する、健全な批判精神と、考えの基準となるデータの保持。
2、その『情報』の出所は何処か?(新聞ならば…読売?朝日?毎日?日経?…)
3、その『情報』に関係する『情報』の収拾と精査(似た記事で読売は?朝日は?)
新聞が、露骨に既得権益者達の意向が反映されているように、僕は感じる。同じ内容の記事でも、
その『新聞』によって、随分と示したい方向が違っている。要は、
それぞれの既得権益者達のつくるコミュニティーに人々を引き込みたい。そういう風に感じる。
この意味において、確かに、人々にとっては、新聞は『情報の羅針盤』であるには違いない。
しかし、どの方向に進むのを決めるのかは、その人、『個人』である。
念のため、それぞれの新聞の全ての記事が、そのように描かれているとまでは言わない。
ただ、少なからずも、其処に、何かしらの意志(意図)はどうしても入るのだろうか…
一つの限定された内容にしても(例えば憲法改正など…)、幾つもの解釈が浮上する。
ある意見に対する、『反対意見』という物は、必ずと言っていいほど現れる。そのときに、
「反対意見を主張する人の『根拠』は何か?」
そう言った、相手の立場での物の観方、考え方を理解するようには心がけたいものだ。
結果として、ゆくゆくは、自身の考え方や思考、その事に対する理解を深めていく事に繋がる。
どうも…発信される『情報』に対して、それを曲解させる、要因はたくさんあるようである。
ここまでに、2つ提示したが、これ以外にもある。例えば…
PEST, 3C、4P、…
尚、質が悪いのは、技術的に『情報』を曲解させてしまう。あるいは、変容させてしまう手法もある。
議論の最中に、『本論』から論点をすり替える手法として…
1、定義や前提の話に戻してしまう。
2、個別の論点を一般論にしてしまう。
3、意見を主張する人の、人格や立場の個人攻撃…
…
上記3、は本来、青での記述だが、僕らは、既に、この上記3のサンプルを劇場型で目撃している。
本当に…『情報』を取り扱う(受信する)にしても、その取扱者に(受信者に)
論理的な思考を保持している上での『情報リテラシー』が求められている。…
さて、皮肉にも、『選挙』の時季が、権力者の都合でやって来た。
このブログの一番最初に描いた詩である。
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『時季来れば 口が立つ立つ 五枚舌 事が済んだら 見せる本性』
しかし…公平性に欠けるので 、少し、以下のように描き変えたい。
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『時季来れば 口が立つ立つ 五枚舌 流石に閻魔 その舌抜けず』
…
何処も彼処も、『無責任』が横行している。
ただ、このような『時季』は、情報を取り扱う上での、論理的な思考を鍛える事は出来る。
そう言った、良い面もあるとしておこう。
勿論、どうするか?どう行動をするのか?は…
『あなた』
が決める事だけれど…
takumaroは今日も往く!
追記、参照文献
僕は、この本を所収している。この類の本も、やはり沢山あるが、この本は、基本として見開き2ページで、
1つのテーマ、内容、あるいは講義として、書かれてある。『MBA100の基本』とはあるが、例えば…読み換える事に依って、情報を取り扱うための『(基本的な)論理的な思考』が獲られるとも考えている。この本のchapter 1(p17--p45)を読むだけでも、本当にそのエッセンスは獲られると僕は思っている。どうしても、何かを観るときに、僕の主観が入ってはしまうのだが、それでも、その観た景色(現実)と、基本的な思考を照らし合わせるだけでも、物の観方は随分と変わる。あなたへのお願いは、こういう、基本的な思考は、自己防衛のために使ってもらいたい。ただ、残念ながら、悪意ある
使用例は現実に存在している。(上記の『赤』の事)。
上記の『青』を、この本で参照、参考とした。今回の僕の話として、必要と感じた部分だけになるから、もし、
『(基本的な)論理的な思考』を知りたいのなら、図書館で借りるかchapter 1をコピーするか…あるいは、購入するかして下さい。勿論、本の中には、
『PEST, 3C、4P(それぞれの英単語の頭文字です)』、
の意味するものや(解らない人は何らかの方法で勉強して下さい。)、今回の話の中で紹介した
『議論の最中に、『本論』から論点をすり替える手法(本の中では7つ紹介、その内の3つを、此処で僕は紹介した。)』
も紹介されている。
今回のお話と関連する部分もあり、『座右の本』の1冊として(2冊目)紹介します。
以下は、ホームページ内リンクです。
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