キャッチコピー…

 

結論を先に言うと、いつもの事ながら、かなり時間が掛かったのだが、なんとか、キャッチコピーが出来た。そのキャッチコピーとは、

 

『Engraving  the  sights  for your  mind !』

 

となる。英語に関しては、本当に泣かされた記憶しかない。大学受験の時も苦労をしたのだが、それ以上に大学院時代は本当に泣かされた。数学の論文雑誌の編集長も兼ねていた、その教授に…

 

「数学の内容に問題は無い。君の、その『英語』に問題があるんだ!英語を何とかしなさい!!英語を!!!」

 

実際に、僕が言われてしまったセリフである。僕は、直ぐに顔に出る方だ…

 

「(あっ?、確かにね、『英語』…何とかしますよ…仮にも数学で論文を描こうとしているのだから!だけどね…俺は、日本人だ!!!)」

 

こういう処は、未だに治らない。上記の「(・・・)」の表記は、読者はなんとなく、何かを感じて下さい。ちなみに、このセリフを僕に言った教授は、物凄く僕の事を心配していた。その教授の『指摘』あるいは『お説教』という形での後押しと、僕の事実上の指導教官だった大学院生の先輩に、この顛末を話したら…

 

「確かに…takumaro君の英語は…酷いよね…」

 

尊敬していた先輩に改めて指摘を受けると

 

「(え~…やっぱり、そうなのですか…)」

 

今度は、僕は泣きそうになる。こういう、僕の様を先輩たちは観ていた。こんな僕でも、大学院は修了出来た。そして、大学院を修了してから数年ぶりに会った、大学院時代の別の先輩に、僕の現状報告を兼ねた近況報告をしたら、その先輩は…

 

「takumaro君は、感情の起伏が激しいからな…」

 

そう言えば、先日も似たような事を『ハンバーグ師匠Kさん』に言われてしまった。

 

「takumaroさんは、直ぐに、心が動いちゃうからな~」

 

大学院時代の『英語』で苦労をした記憶を辿っていたら、結局、未だに僕が大人に成れない事に辿り着く。でもね、そんな僕でも、当時は

 

「(とにかく…『英語』…なんとかしなくちゃ…)」

 

と感じて、日本人の僕が、わざわざ英英辞典(Longman ~Active  Study  Dictionary~)を購入したのである。『英語』の勉強のために…多分、これは、僕だけではないのだろう。本当に、その状況に落とされたら、誰でもその打開策を見出し、そして実行をする。そして、実行をし、状況をなんとか潜り抜けた後に、改めて感じるのだ…

 

「(本当にまだまだだよな~)」

 

と。

 

 語学を(此処では『英語』の事)勉強した成果だとは思うのだが、以後、物凄く辞書を引くようになった。英英辞典、英和辞典、和英辞典、そして国語辞典。(大学院時代の『英語』の勉強のために、英英辞典と和英辞典は、数学を『英語』で描くためにわざわざ購入した。)語学を勉強をした過程の中で、また、改めて母国語と、英語を、語学として、言葉として、どう取り扱いをするか?そういう僕自身のテーマが設定されて、上に挙げた4種類の辞典を連携を意識して引くようになった。僕の行き過ぎた、趣味の一つになった。(多分…『柔道』も、既にこの意識に近い。)で、その成果の披露だけれども、『英語』だと

 

「Do you understand ?」

 

とは聞かない。これでも意味は通じるが…『英語』を言葉としての取り扱いを意図するなら

 

「Did you understand ?」

 

となる。これは、かなり嫌味な意味になる。『英語』に限定をしても、このような『表現』はいっぱいある。それから、そもそもの単語の意味…例えば

 

「propaganda (プロパガンダ)」

 

この単語には、本当に良い意味は無い。興味を持ってしまった人は試しに英英辞典のpropagandaと国語辞典のプロパガンダを、そこに描かれている内容を比較するのも面白いだろう。さて、ここまで、話しが進んで来たので、今回のテーマのキャッチコピーに関してだけれども、ようやく僕自身のキャッチコピーが出来上がった。改めて紹介する。

 

『Engraving  the  sights  for your  mind !』

 

とした。

 

 Engraving  (動詞 engrave) の意味は、(心や記憶などに)刻む。あるいは、(石や金属などに)彫る。という意味になる。

 例文としては、a  gold  pen  engraved  with  his  initials  (例文は、英英辞典Longmanからの引用です。) 

 

 for your mind ! の部分は意味は直ぐに解ると思う。ただ、ここまでの話の流れに合わせた、僕自身の中での葛藤をここに見せると、mind…にするか、heart…にするか、あるいは、soul…にするか、で結局何で決めたかというと『音』、発音で決めた。

 

 the  sights  の部分は、実は『英語』を勉強をして来た過程の影響で僕の感覚でこうした。定冠詞 the には、本当に大学院時代に泣かされた。それから、複数形にしてsight ではなく、sightsとして、『the  sights』とした。此処には、僕の意味を込めたのだけれど、僕は気になって調べてみた。(英語が得意な人からすると常識に相当する事なのだろうけど…)再び、英英辞典Longmanからの引用になる。

 

the  sights  (= the  most  famous  and  interesting  places  in  an  area,  which  many  people  visit )

日本語で説明すると『観光名所』という意味になる。で、僕はガッカリする。それでも、僕は、僕の意味を込めて

『the sights』を使う。詳細に描けば、『英語』を勉強をして来た過程で獲た僕の感覚で、『the  sights』を使う。そして、これらを、組み合わせたキャッチコピー

 

『Engraving  the  sights  for your  mind !』

 

をも従えて、takumaroはこれからも往く。

 

 

 

でも…外国の英語を母国語とする人が見たらなんて思うのだろう…

 

「…彼(takumaro)は『画家』ですか? 富士山などを描く…」

 

さすがに、これには、僕は声を大にして、取り敢えず、大否定をする。

 

「違う!違う!!違う!!!そうじゃない…」

 

でも、じゃあ、どうやって説明をすれば良いのだろう…例えば、その外国人に…

今は、ただ、読者の『あなた』にだけは、この僕自身のキャッチコピーの意味するものが伝わっている事を

願うばかりである。

 

追記 『the sights』の(僕の)意味は『物語たちを見れば解る。

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